【ジャニーズと日本社会:6】「裏側を見せる」メディアの時代に登場した光GENJI
ジャンプ、ファミコン、フジテレビ──80年代の小中学生男子を夢中にさせた三本柱には、共通する手触りがあった。受け手にメディアの裏側を覗かせ、能動的に楽しませる仕掛けである。光GENJIはそんななかに登場した。
松谷創一郎
2026.06.01
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先週まで5回にわたって、1980年代のジャニーズ事務所についてお話ししてきました。今回と次回はジャニーズそのものではなく、同事務所が急成長していた時代、つまり1980年代のメディア環境について考えてみたいと思います。
1980年代は、私自身が物心のついた時代でもありました。小学校に入ったのが1981年で、中学校を卒業したのが1990年3月。義務教育がまるまる含まれる時期です。
そして、この時代のポピュラー文化を浴びるように享受しました。当時の小中学生の男子にとっては、大きな3つの柱がありました。ジャンプ、ファミコン、フジテレビです。この3本柱については、同世代の男性は多くが納得してくれると思います。
以下、この3本柱について、順に見ていきましょう。