【ポピュラー文化の余白:2026-09-11】YouTubeのビー玉レース、『GTA6』と『時のオカリナ』のオープンワールド、愛され方を知らないギャル

ビー玉レースを観ながら寝落ちし、『GTA6』と『時のオカリナ』でオープンワールドを考え、『ラヴ上等』S2・2期のギャルたちの愛され方の課題を読む──週に一度、ポピュラー文化の余白を覗く短評集です。
松谷創一郎 2026.09.11
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  • 今週のラインナップ

  • YouTubeだからこそのビー玉レース──『Jelle's Marble Runs』

  • 『グランド・セフト・オートVI』ティーザー──10億ドルのオープンワールド

  • 『ゼルダの伝説 時のオカリナ』──これもオープンワールドの魅力

  • 『ラヴ上等』シーズン2・2期──愛され方を知らないギャルたち

  • 続・クールジャパン機構の廃止──政府は文化をどうしたいのか

***

◇YouTubeだからこそのビー玉レース──『Jelle's Marble Runs』

 YouTubeで好きなコンテンツのひとつにマーブルレースがあります。これ、ビー玉を使ってレースをする動画のこと。オフロードもあったり、コースを何周もするものだったり、いろんなパターンがあります。複数の人気チャンネルがあるのですが、いちばん有名なのは『Jelle's Marble Runs』でしょうか。

 ビー玉で競争しても、同じ材質だしどのビー玉が有利とかそういうことにならないと思われますよね。そうなんです、すべては偶然の産物です。でも創り手は本気で実況するんですよね。ビー玉転がしているだけなのに。

 これ、寝る前によく観るんです。ついついレースの行方を追って、だんだん眠くなります。長い動画をつけ放しにしていて、そのうち寝落ちしちゃうんですよね。

 これでユーチューバーとしてどれほど稼げるのかはわかりませんが、子どもがやってるひとり遊びをおとなになっても続けていて、そのまま仕事になっている感じですよね。楽しそう。あと、とてもYouTube的で面白いと思っています。すごくニッチじゃないですか。地上波テレビでもNetflixでもコンテンツ化することないだろうし。

◇『グランド・セフト・オートVI』ティーザー──10億ドルのオープンワールド

 コロナが明けてから、ゲームをあまりやらなくなりました。歳を重ねるほどに時間がなくてできなくなっていたのですが、実は私のキャリアの初期はゲームでした。1997~2000年あたり、PS1~PS2発表直後くらいまでです。

 そのなかで長年ずっと楽しんできたシリーズがあります。それが『グランド・セフト・オート』。2001年の『~III』からちゃんと追いかけているシリーズは、これくらいです。開発するロックスター・ゲームスの他のタイトルもだいたいプレイしています。

 その最新作『~VI』が、11月19日にPS5で発売されます。先日、プレイ映像のティーザーが公開されました。内容がアレなので、以下のように埋め込みもできないのですが(「YouTubeで見る」を押してください)。

 このゲーム、プレイヤーはギャングになって悪事を働く内容ですが、その魅力はオープンワールドにあります。広がった世界を自由に動きまわれる。ストーリーを進めてもいいし、サブゲームで遊んでいてもいい。空間そのものを楽しむことが大きな魅力で、その創り込みの細かさですごいのです。現実世界のような世界がゲームの中にある感じ。

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