【ジャニーズと日本社会:12】2016年1月13日、深夜の一斉報道──「洗浄装置」としてのスポーツ新聞
2016年1月13日の未明、SMAP解散が一斉に報じられます。木村拓哉は残留、ほかの4人は退所・独立、そして飯島三智マネージャーの退社。この筋書きは、どこからどのように流れ出したのか。スポーツ紙とテレビ、週刊誌の関係から読み解きます。
松谷創一郎
2026.07.13
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深夜三時の一斉報道
それは、2016年1月13日の未明のことでした。深夜3時に日刊スポーツが、そして5時半にスポーツニッポンが、それぞれネットメディアで「SMAP解散へ」と報じました。
人気のあるグループには、解散が取り沙汰されることがしばしばあります。けれども、たいていそれは噂の域を出ません。今回が違ったのは、明らかに確度の高い話として出てきたことでした。
そこで報じられた内容は、おおむね3つ。チーフマネージャーの飯島三智さんが事務所を退社すること。木村拓哉さんを除く中居正広・稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾の4人が独立を検討していること。そして、SMAPが解散する方向にあること。
この報道は、前年の『週刊文春』を読んでいたかどうかで、受け止め方はまるで違ったはずです。私のように読んでいた者には、「ついに来たか」という感じでした。飯島さんとメリー喜多川副社長の対立が、いよいよ最終局面に入ったのだと。