【Column】おじさんたちは何を話しているのか──赤坂のバーで90分

お盆ですね! というわけで、今回は先日赤坂で友人たちと飲んだのときのトークをここで再録してみます。各種業界のおじさんたちは、普段なにを話しているのか、という企画です。
松谷創一郎 2026.08.12
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 先週、赤坂のバーで飲みました。会食の二次会で、私を含めた計5人でお話しました。みんな付き合いの長い友人で、業界人やクリエイター、学者。全員が40代から50代です。

 「これを記事にしてみよう」とためしに録音をしてみました。ただ、読み返すとなかなかリスクの高い話ばかり(笑)。なので今回は誰が何を言ったかは伏せて、どんな話題が出たかだけさらっと並べます。おじさんが集まると何を喋るのか、という記録です。ホントにまずい話は出していません。

 ちなみに、始まりはウナギでした(笑)。

ウナギの完全養殖の先にある密漁と偽装

  • ウナギはいまだに生態がよくわかっていない。マリアナ海溝あたりで生まれ、数千キロ泳いで川に入り、2、3年で育って、また海に戻って産卵して死ぬ。ここまでわかっていて、なぜそうするのかがわからない。

  • 完全養殖はやっと実現したが、コストが高い。これまで「養殖」と呼ばれてきたものは、天然の稚魚を獲ってきて育てるものだった。つまり天然頼みであることは変わっていなかった。

  • 今年は豊漁と言われるが、20年前と比べれば漁獲量は激減。去年より安いというだけで、やはり高い。

  • 産地偽装が多い。海外で獲られたものを香港経由で持ち込む例がある。

  • 密漁も成立する。1匹300円、400円で売れる。かつては漁業権を持たない人が勝手に獲っていたが、値が上がったいまは完全な商売になっている。

  • アイルランドを舞台にしたNetflixのイギリスドラマ『ボドキン』でも、日本へウナギの稚魚を密売の話が出てくる。

  • 関連して、鈴木智彦のノンフィクション『サカナとヤクザ』、東海テレビのドキュメンタリー映画『ヤクザと憲法』についても話題に。後者は出演していたヤクザが足を洗った一方で、別の一人が事件を起こしたという後日談まで含めて話題に。

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