【ポピュラー文化の余白:2026-07-03】デスゲームの原点『ロングウォーク』、上半期Netflix、WOWOWと動画配信再編
映画『ロングウォーク』にデスゲームの原点を観て、上半期のNetflixに韓国ドラマの強さを再確認し、WOWOWの一手に動画配信再編の遅さを思う──週に一度、ポピュラー文化の余白を覗く短評集です。
松谷創一郎
2026.07.03
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◇原点に還ったデスゲーム──映画『ロングウォーク』
月曜日、朝からスティーヴン・キング原作の映画『ロングウォーク』を観に行きました。自分にしては珍しく事前にムビチケ買って、週末に観る気満々だったのですが、台風が来たので見送って月曜に。朝7時55分の回で、終わったらまだ10時でしたよ。
内容は、若者たちが一定速度以上で歩き、止まれば撃ち殺されるというもの。ただそれだけの競技を、50人の若者が延々と続けていきます。非常にシンプルな物語です。けれども、このシンプルさこそが、デスゲームというジャンルの原点にほかなりません。
この作品は、高見広春の小説『バトル・ロワイアル』に強い影響を与えたことはよく知られています。『バトル・ロワイアル』は『ハンガー・ゲーム』の元ネタで、その監督であるフランシス・ローレンスが『ロングウォーク』も監督しています。