【ポピュラー文化の余白:2026-07-10】HYBEと組む飯島三智プロデューサー、アニメ『天幕のジャードゥーガル』、ドラマ『夫婦別姓刑事』のトラブル
HYBEと組む飯島三智さんに「プロデュース力」の行方を思い、アニメ『天幕のジャードゥーガル』の映像美に驚き、『夫婦別姓刑事』のトラブルに「芸能村」の限界を読む──週に一度、ポピュラー文化の余白を覗く短評集です。
松谷創一郎
2026.07.10
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◇平屋に流れる時間──NHK夜ドラ『ひらやすみ』
最近、『WIRED』で去年NHKでやっていたドラマ『ひらやすみ』の記事が載っていました。フランスのドラマフェスに出品されて、それを踏まえて長谷川朋子さんが演出の松本佳奈さんへの取材をもとにした記事です。

“何も起きない物語”に世界が注目。「ひらやすみ」演出家が語る日常系ドラマの魅力
日常を淡々と描く“日常系”と呼ばれる日本のドラマが世界的に注目されている。何も起きないように見える物...
wired.jp私も昨年末にAmazonプライムで観ました。たしかにこれ、素晴らしいんですよ。
原作は真造圭伍の同名マンガで、岡山天音が演じる29歳のフリーター・ヒロトと、森七菜が演じる18歳のいとこ・なつみが、東京・阿佐ヶ谷の木造平屋の一軒家で送る暮らしが淡々と描かれます。ヒロトは元俳優で、亡くなった近所のおばあちゃんからこの平屋を譲り受け、なつみは山形から上京してきた美大生。そこに吉岡里帆演じる不動産屋の社員が絡んだりする。
とくに大きな事件は起きない、いわゆる「日常系」のドラマです。