【社会時評】アメリカが自ら降りていく──覇権喪失の時代に日本は何を見ているか

トランプ大統領によるイラン攻撃で揺れる世界。アメリカの覇権喪失と中国の台頭という歴史的転換点にありながら、内向きな日本社会は何を見ているのか。
松谷創一郎 2026.04.28
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 トランプ大統領率いるアメリカがイスラエルとともにイランを攻撃し、ホルムズ海峡をめぐる混乱が続いています。原油価格は高騰し、世界経済は混乱に陥っています。現在は停戦期間中ですが、今後の見通しはまったく立っていません。

 トランプ大統領の支持率は各種世論調査で30%台の前半まで落ち込んでいます。2016年の大統領選以来、私はその動向をずっと追い続けてきました。朝日新聞の論壇委員として毎月読んでいる『フォーリン・アフェアーズ・リポート』でも、掲載される論文の多くは「アメリカの失墜」と「中国の存在感の高まり」を論じるものです。国際政治を真剣に考える人々の間では、もはやこの流れはある程度共有された認識になっています。

 4月26日には、記者との夕食会において発泡事件も起こりました。暗殺未遂と言える事件でしょう。

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